スペイン☆5食昼寝付
2008-11-20T22:47:56+09:00
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やんちゃ犬との生活。
Excite Blog
日本に帰ります
http://zzspainzz.exblog.jp/9027006/
2008-11-20T22:47:06+09:00
2008-11-20T22:47:56+09:00
2008-11-20T22:47:56+09:00
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たわいもないこと
今月末でイチくんのスペイン勤務を終え、日本に帰国します。
私は3年半、イチくんは4年弱のスペイン滞在でした。
マイペースかついい加減なブログにも関わらず
毎日多くの方々にアクセスして頂き、嬉しく思っております。
ブログを通して多くの方と知り合うことができました。
実際にお会いするには至らなかったのはとっても残念ですが。
(どこに住んでいるのか明かしていないので、仕方がないですね)
今後もお付き合い下さると光栄です。
スペイン生活に未練はありません!
もちろん、もっとここに住み続けたい、あれをしたい、あそこに行きたい、
あれを食べたい、などという願望はありますが、
私もイチくんも、やり切った感、達成感でいっぱいです。
お互いに仕事や勉強を一生懸命に取り組み、
遊ぶ時も常に目標やテーマを持って行動するようにしていました。
地方在住ということで
通常の海外生活以上の余分な苦労が多々あったのですが
力を合せ、知恵を絞って、創意工夫を凝らして乗り切ってきました。
ここで多くの友人と知り合い、楽しい時間を共有したり
何かと助けてもらったりしたことは、私たちの大切な宝物です。
あー楽しかった、いい思い出ばっかりの日々でした。
連日の送別会は涙、涙です。
美味しいお料理とみんなの笑顔でお腹いっぱい。
スペイン語の言葉に詰まると、涙ぐんでいると勘違いされて
一緒に泣いてくれて、こっちもほんとに泣けてきちゃう。
最後ね、と友達と映画にいったりお茶したり。楽しいはずなのにサミシイ。
会うまでは楽しみなはずなのにとても億劫に感じる。
会ってしまったら、これが最後だと認識しないといけなくなるから。
この帰国間際に初めて市内に住む日本人の方々と知り合って
日本語で心ゆくまで会話できて、とてもうれしかった。
「共感」というものが人間にとってどれだけ重要か、しみじみ感じました。
でも私はもう帰国…自分のタイミングの悪さを恨みます。。。
空いた時間には町を一人でぶらぶら。
勝手知ったる道、見慣れた風景のはずなのに
鼻がつーんとして視界がゆがんできて
見知らぬ町に迷い込んでしまったような心細い気分になる。
大聖堂のマリアさまに、楽しい生活をありがとう
病気も怪我もなく、無事にこの町に住まわせてくれて、ありがとう、と
言いに行く。帰国するその日まで出来るだけ多く行きたい。
ここでの経験を糧に、もっともっと大きな人間になりたい、と思います。
(体型ではなく、中身が。)
今後もこのブログは継続していきたいとおもいます。
しばらくはお休みしますが
日本に帰って、写真の整理をしながら思い出話でも書こうと思います。
まだまだ書いていないことが沢山あります。
旅行に行く時に他の方のブログを見せて頂いて参考にすることがあり、
私もどなたかに役立てて頂けたら嬉しいので
キチンと整理して見易く書き換えようとも考えています。
あとは日本でスペインらしいことをした時に(パエージャを作ったりだとか)
アップしようかと思います。
ということで、今後ともこのブログをよろしくお願いいたします!
メルコ、イチくん、熊太郎。
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スペイン生活のバイブル
http://zzspainzz.exblog.jp/8769959/
2008-10-26T22:19:00+09:00
2008-10-28T05:51:56+09:00
2008-10-16T22:12:46+09:00
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イチくんのタパスな日記
私のスペイン生活のバイブルである、中丸明著「スペインひるね暮らし」
の舞台である、ビジャルバという町へ行きました。
先日メルコが書いた、エル・エスコリアルとチンチョンへの旅行の際に
ついでに寄ってみたのです、というか、
ビジャルバへ行くことが私にとってこの旅行の一番の目的でした。
ビジャルバという町は、マドリッドの北西約30km、グアダラマ山脈の裾野に位置し、
マドリッドからですと、エル・エスコリアルの手前にあります。
都会のマドリッドに住む人たちの別荘地として開発された町で
有名な観光地でもなく特にこれという見どころがあるわけでもないところです。
ですが、どうしてもこの町に来てみたかったのです。
私は約4年まえ、会社からスペインへの赴任を打診されたとき
嬉しさと期待もありましたが、行ったこともない国に住まなければならないという
大きな不安も同時に感じていました。
なんでも良いからスペインに関する情報を得ようと本屋で出会った本の一冊が
この「スペインひるね暮らし」でした。
この本は、
若い頃よりスペインに魅せられた著者が、とある縁でビジャルバに来て、
この町の駅前のメソン(日本でいう定食屋みたいな食事処)のご主人や
その隣にある動物病院の獣医兄弟を軸に、強い絆の友人関係を築き
スペインならではの楽しさをいかに満喫していたか、
という日記風の物語です。
著者の破天荒な人生、考え方、スペイン語の下品な言葉遣いに
翻弄されつつも、楽しくスペインで生活を送っている様子に憧憬の念を抱き、
こんな国なら、自分でもやっていけそうだ、頑張ろう!と
大きな勇気をくれた作品なのです。
実際にスペイン人とどのように接したら良いか、
スペインでどのように生活を楽しむべきか、
物事に対してどう判断を下し、対応してゆくか、
についてとても参考になり、この本のお陰でそれなりに楽しい
スペイン生活を送ることができている、と自覚しています。
読んで面白いだけでなく、良いハウツー本として大変な助けになりました。
そしていつしか、この作品の舞台の町の様子を実際に自分の目で確かめ、
著者が絶賛するドミンゴさんの料理を食べてみたくなってしまったのです。
さて前置きが長くなりましたが、Villarbaへ行きました。
☆ビジャルバの駅作品中では「屋根などない吹きさらしで、単線でホームへの検札がなく、
ホームのベンチでは近所の老婆がひまわりの種を吐き散らしながら
30分に1本の電車を見送っている、、、」
という描写でしたが、現在は近代的な駅舎が立てられ、複線となり、
自動検札機が設置され、私の予想とははるかに異なった様子でした。
☆駅前広場に面した“メソン・カサ・ドミンゴ”
物語の描写通り、駅前広場の真ん前にありました。
壁は白く塗られ小奇麗な印象を受けました。
向こう側のお店、黄色い二階部分でつながっているその下のお店は
物語でも出てくるペットショップです。
ですが
お店の入口には、「10月~日までお休みします」との張り紙が!
非常に残念。
ドミンゴさんの料理を食べるためにわざわざやってきたのに。。。
別荘を所有している人たちのために、8月・9月は頑張って働いていたのでしょう。
仕方がありません。
せめてお店の写真でもとって帰ろうか。。。でも離れがたくて
お店の前をウロウロしていたら、
物語にも登場する、ペット屋さんから一人の男性が出てきました。
「あれフランキーかな~?」(そのペット屋に勤務する獣医の男性)
「でも大柄じゃないね」(フランキーは大男と描写されている)
そしてその彼は鍵をポケットから取り出して“カサ・ドミンゴ”の扉を開けて
入って行ってしまいました。
「“ドミンゴ”の人かな? バルに入って話しかけてみる?」
「え”~隣のペット屋の人かもしれないよ。違ったら恥ずかしいじゃん。」
と、二人で押し問答をしていたら、その彼はバルから出てきました。
思い切って話しかけてみることに。
私 「ヒ、ヒロって知ってますか?」
(ヒロとは中丸明氏のスペインでのニックネーム。こちらが本名だと思われる。)
彼 「知ってるよ。彼の知り合い?」
私 「いいえ、彼の本のファンです。」
彼はドミンゴさんの長男のこれまたドミンゴさんで、
その日は甥ごさんの誕生日会をバルでするそうで、その準備のために
ここに来たとのことでした。
ラッキーです!
自分たちの素性を話し、ビジャルバがどんなところか見てみたかったこと、
是非ドミンゴさんの料理を食べたかったこと、などを話しました。
私 「ところで、ヒロは今ここにいるの?」
ドミンゴ 「ヒロは一月に亡くなったんだよ」
8月に中丸氏のお嬢様が、中丸氏が亡くなったことを伝えに来たそうです。
その後、彼の友人知人がバルに全員集まり、皆で号泣をしたそうです。
予想外のことに言葉を失いました。
彼の作品をもっともっと読んでみたかった、そしてもし機会があれば
(図々しいのですが)ぜひ会ってみたかったのです。
まだ67歳でした。
ドミンゴさんは彼の年齢を知らなかったそうです。
作品中でも年齢を聞かれると「年齢のことは忘れた」と言っている
場面があります。
とてもショックでしたが、彼のことを知る人に会えたことに多少の嬉しさを感じました。
ドミンゴさんのご厚意でお店の中を見せてもらいました。
渋い店内です。お誕生日会の飾り付けがされていました。
カウンター。
「ハエの糞がこびり付いた…」と描写されていましたが、きれいでした。
「ヘタクソ」な静物画。スペインらしい良い絵だと思いましたけど。。。?
ドミンゴさんはお店の奥から写真を出してきて
「スペインひるね暮らし」の出版記念パーティーや、登場人物の写った写真を
見せて下さいました。
きっと私たちのようにこのお店を訪れる日本人が沢山いるのでしょう。。。
ドミンゴさんです。ありがとうございました!
この本をきっかけとして、中丸氏の他の作品も購入するに至りました。
聖書、キリスト教、スペインを中心としたヨーロッパの歴史、ドン・キホーテなどを
題材にした作品が多く、いずれも私にとっては馴染みの薄かった
テーマばかりですが、彼の軽快な文体(随所に名古屋弁が使われていたり、
分かりやすく噛み砕いた説明)のお陰で、そのようなテーマを勉強する
機会を与えてくれました。
中丸氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。]]>
緑のスペイン⑨ またまたランチは漁港で
http://zzspainzz.exblog.jp/8832058/
2008-10-26T21:06:00+09:00
2008-10-27T03:33:28+09:00
2008-10-26T21:06:54+09:00
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北スペイン
リバデセージャというアストゥリアス州にある港町でランチをとりました。
ここもカンタブリア州の“サン・ヴィセンテ・デ・ラ・バルケラ”と同じく漁港があり
美味しい海鮮レストランが軒を連ねる町なのです。
とても静かで落ち着いた良いところでした。
旧市街を散策中に、伝統がありそうで美味しそうなお菓子屋さんを発見。
アストゥリアス州の名物のお菓子を購入。
見た目はエクレアにとてもよく似ています。
どんなものかと言いますと、うまく説明できませんが、、、
シューとパイの中間のような生地に
バターケーキとクレーム・ダマンドの中間のようなものが詰め込まれ
上にアイシングがたっぷりかかっている、お菓子、です。
どっしり重め。でも美味しかったです。
他にもいろいろな種類の焼き菓子が売っており、どれもおいしそうでした。
店員さんに勧められたヘーゼルナッツのケーキが美味しかった♪
さて、散策中もレストランの物色を忘れませんよ~
漁港沿いにあるレストラン通りのうちの一軒に決定しました。
それはもう、二人して真剣に決めましたよ。。。
この写真の右端に写っている道沿いにレストランがあります。
ロケーションも重要ですよね♪
早めにお店に入ったのですが、もう席がないとのこと。
すべてのテーブルに予約の札が置いてありました。実は人気店だったみたい。
奥のレストランではなく、手前のバルのテーブルに白いクロスをかけてくれました。
こんなシベリア・シートでも、ゲンナリするどころか
ますます料理に期待を募らせるノーテンキな私たちなのでした。
2時を過ぎると、馴染み客で満席に。どうやらアタリのレストランだったみたいです☆
前菜は軽くサラダにしておく。
見た目は地味ですが、手抜きのない味でした。ドレッシングが超美味!
ツナもとてもいいものを使っています。
メインです。またどーーーん系です。
☆地魚の網焼き盛り合わせ☆
注:これは二人分です。
・鯛 約30センチ、丸ごと一匹
・スズキ 約25センチ、丸ごと一匹
・金目鯛のようなアマダイのようなとにかく美味しい赤いお魚 約30センチ半身
・ヒラメのようなとろっとしたとにかく美味しいお魚 約30センチ半身
・名物の鰹 直径15センチ一切れ
にんにくとパセリのオリーブオイルソースがかかっていて、
下にはレタスとジャガイモが敷かれていました。
お魚の味が染み込んだジャガイモが美味しかったな~
量はかなり多いです。日本人でしたら4人分以上はあるかと思います。
大食漢の私たちでも残念ながら1/3以上残してしまいました。
本当においしいお魚でした。
ぜひまた行きたいところのひとつです。
次はまた内陸へ。
アストゥリアス州の州都、オビエドに行きます~]]>
緑のスペイン⑧ 湖と牛
http://zzspainzz.exblog.jp/8831643/
2008-10-26T20:15:00+09:00
2008-10-26T20:27:32+09:00
2008-10-26T20:15:48+09:00
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北スペイン
次の日は早起きをしてコバドンガの山の上にある湖を見に行きました。
お天気に恵まれました~!眼下には雲海が見えます。キレイ。
牛が放牧されていました。睨まれてる???
ドライブ中は常に美しすぎる風景の連続!
鮮やかな緑色、ひんやりした空気、ここは本当にスペイン???
目的地に到着!
かなり早めに来たつもりでしたが、もう沢山の人。
美しい景色を眺めながら、リンゴと郷土菓子の朝食をとる。
以前は鉱山だった谷があり、今は牛に占領されてしまっている。
可愛くて大人しいのでからかう輩が多いのが残念です。
黒くて丸い目といい、毛の色といい、うちの熊太郎を思い出させる。
ここは本当にきれいなところでした。
オビエド、ヒホンなどの大きな都市からもそう遠くなく
気軽に来られる景勝地としては、かなりレベルが高いところだと思います。
帰り道も牛に道を遮られる。。。かわいいですね。
コバドンガまで下りてきました。次はまた海に行きます~]]>
緑のスペイン⑦ コバドンガ レコンキスタの始まりの地
http://zzspainzz.exblog.jp/8830824/
2008-10-26T17:58:00+09:00
2008-10-26T19:41:52+09:00
2008-10-26T17:59:43+09:00
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北スペイン
Covadonga
現在のカトリック国スペインの始まりの地とみなされているところです。
ピコス・デ・エウロパの山の一つであるMonte Ausevaの裾野に位置します。
上の写真は、カトリックスペインの祖とされる、ドン・ペラヨの像。
8世紀初頭、イスラム勢力(ウマイヤ朝)がイベリア半島を征服し
西ゴート王国の残党は、半島北西部の山に囲まれたこの地まで逃れてきました。
718年、西ゴート王国の貴族を称するペラヨが、アストゥリアス地方のキリスト教徒と
結んでアストゥリアス王国を建国しました。
722年、ペラヨは“コバドンガの戦い”でイスラム勢力に勝利しました。
これはキリスト教国家として初めてのイスラム勢力に対する勝利であり
以降ここアストゥリアス地方が、レコンキスタの拠点となりました。
観光客の多いこと。
日本で言えば伊勢や出雲へ詣でるのと似たようなことだと考えると
如何なる宗教も人種も関係ないな~と感じずにはいられません。
教会の歴史は浅く、19世紀末に建設されたネオロマネスク様式の建物。
コバドンガの山から採れたピンク色の大理石が使われています。
さて、この地の名前の由来となった洞窟へ。↑教会側から見た洞窟の様子。
コバドンガとは、淑女(Donga)の洞窟(Cova)を意味し、
淑女とはもちろんキリストの母であるマリアを指します。
隠修士が祈りを捧げるための礼拝所としてもともと存在していた、とも、
イスラム勢力に追われた西ゴート王国の残党が自分たちの信仰を守るために
巌の中に作った小さな教会である、とも言われています。
ペラヨがイスラム勢力への勝利を祈願してここで祈ったとされ、
ここにペラヨのお墓があります。
また、キリストを抱いたマリア像も祀られています。
無信仰ですが、こういうありがた~い場所に来るのは好きです。
この日は、8月20日。あのスパンエアーの墜落事故があった日でした。
ここへ向かう車中でラジオを聞いて事故のことを知り
コバドンガの教会で亡くなった方々のご冥福をお祈りしました。]]>
栄華の象徴/にんにくの村
http://zzspainzz.exblog.jp/8798926/
2008-10-21T19:34:00+09:00
2008-10-22T05:50:13+09:00
2008-10-21T19:27:33+09:00
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マドリッド周辺
思い立ったのが前日のこと、ホテルが取れるかどうか不安でしたが
幸運にもチンチョンのパラドールが取れました。
ゆえに熊ちゃんはいつものペット・レジデンスでお留守番。
(ペット不可;_;)
今回の行き先は
☆ サン・ロレンソ・デル・エスコリアル
☆ チンチョン
という、マドリッドの近くにある有名な観光地です。
住処はまだ少し暑さが残っていますが、マドリッド周辺は少し肌寒いくらいで
秋らしい風や空気を楽しんできました。
San Lorenzo del Escorial
世界遺産に指定されており、マドリッドから近いので、人気の観光地です。
マドリッドの北西、グアダラマ山脈の麓、エル・エスコリアルという町にある、
とーっても大きい、修道院兼霊廟兼宮殿兼図書館兼博物館兼美術館、です。
16世紀後半に建設されました。
外観は無駄な装飾のない、イタリア・ルネサンスの初期の様式を真似た
エレーラ様式。
外観の質素さとは反対に、内部は壮麗な装飾が施されていて
スペイン帝国の黄金時代をまさしく象徴していました。
内部の多くの場所は撮影禁止でしたので写真はありません。
http://es.wikipedia.org/wiki/Imagen:Escorial_aerea.jpgよりお借りしました。
美術館には、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、グレコ、ベラスケス
などなど巨匠の作品が数多くありました。
中には素人目にも「こ、これは問題作では?」というのもあって
スペイン史やキリスト教やハプスブルク家に興味のある人には
興味深い作品ばかりでしたと思います。
霊廟にはハプスブルク家、ブルボン家の歴代の王が埋葬されています。
カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)のお墓を見たときには
ちょっと感動しました。
今まで何冊かのカルロス1世に関する書籍を読んできて
その偉大な歴史上の人物が近くで横たわっていると思うと
とても不思議な気持ちになりました。
あとは、フェリペ2世の寝室や豪華な装飾の図書館などがあり
大変見ごたえのあるところだと思います。
美術、建築、歴史のどれか一つにでも興味のある人にはお勧めです!
Chinchón
さて、マドリッドを飛び越えて南東にある小さな村、チンチョンに行きました。
高速道路を下りてから、玉蜀黍や麦の畑が続く長閑な道沿いの小さな丘の上に
にんにく、アニス酒の産地としてよく知られているチンチョンの村があります。
村の観光名所は、“マヨール広場”が全てです。
村へ向かって坂道を登ると、丘の中央のすり鉢状のところに
マヨール広場があります。
広場の周りを、緑色のバルコニーが付いた白壁の木造家屋が取り囲んでいます。
それぞれの家屋の1階は、バル、レストラン、お土産物屋さんになっており
どのお店も古さや趣を残しており雰囲気のあるところばかりです。
他に見どころはありませんが、チンチョンのマヨール広場は
わざわざ訪れるに値するくらい、趣があると思いました。
ロバ乗り体験?をしていました。
マドリッドあたりから観光に来ていた子供たちに大人気のようでした。
先頭で率いていたのは小学校5~6年生の女の子!
白いシャツが勇ましい。
この広場はこの形状を利用して、年に数回、闘牛場となります。
私たちが行ったのは闘牛の1週間前。くぅ~残念。
「来週までスペインにいるなら、闘牛を見て行きなさい」と
お土産屋さんや通りすがりのおじさんに言われました。
町中の人がとても楽しみにしている様子でした。
記念に興行ポスターを貰ってきました。
闘牛の様子↓
広場の周りのバルコニーも観客席になっています。面白そう!
さて、夜はこんな感じです。
広場の正面から
上の教会から広場を見下ろした様子。
広場沿いのレストランのバルコニーで食事をするべきか
パラドールで食事をするべきか、とーっても悩みむところです。。。これはお昼の様子。
ワインをたくさん飲んでしまった時のことを考え、
今回は(いつものことながら)パラドールで食事をしました。
*****
次の日の朝はゆっくり起きて、広場に面したカフェでのんびり朝食をとりました。
イチくんは朝からハモンです。
小さな食料品店でワイン、にんにく一袋をお土産用に買い、
ランチ用にチーズとハムのサンドイッチを作ってもらい、
すごく美味しいにんにく風味のオリーブの実を少し包んでもらいました。
チンチョンは小さな村であるのにもかかわらず、パン屋さんやお菓子屋さんが
何軒もあります。
村の特産のアニス酒で風味をつけたパンやお菓子でも有名です。
どのお店も手作り感があって美味しそうでした~
もちろん購入。クッキー類ももちろん美味しかったのですが、
アニス風味のパンに注文するとクリームをはさんでくれるもの(名称失念)が
すご~く美味しかったです。
途中でサンドイッチのランチ休憩をして、のんびり帰りました
さて、パラドールについて。
Parador de Chinchón
こちらのパラドールの建物は、15世紀に侯爵の館として建築され
17世紀にアグスティヌス派の女子修道院として改装されたものです。
修道院として使用されていた経緯があることから、
外側の窓は外界との隔離をはかるために小さく作られ、
内側のパティオに面した窓は明りとりのために大きく作られています。
パティオに面した回廊にはくつろげるスペースがいくつもあり
椅子とテーブルの合わせ方とか絵の掛け方とか
インテリアの参考にしたいポイントが沢山ありました。
ほかには
村の郊外にあるお城を望む緑豊かなお庭、
そのお庭に面したテラス、
開放感のあるパティオ、
スペインらしいタイルが張り巡らされたバル、
などなど、グッとくる要素が満載のとても良いパラドールでした。
残念ながら、一番楽しみにしていた階段のフレスコ画は修復中。
お部屋はこんな雰囲気です。あ、もちろん一番エコノミーなお部屋です。
パラドールのウェブサイトのイメージを見ると、もっと古くて素敵なところに
見えたのですが。。。モダンにイノベーションをするという方針のようです。
(私にとってはとても残念です。)
夕食はパラドールのレストランでとりました。
コースを頼みました。
まずはアミューズのオリーブと何かの(忘れた)ポタージュ。
さすが!名物のにんにくの風味のオリーブの実とは粋ですなぁ。
美味しかった♪
(でも、ハエンのパラドールのオリーブには敵いません。。。
あれは最高に美味しかったな~)
左は私、右はイチくんが頼んだお料理です。
涼しくなってくると、煮込みやスープが恋しくなりますね。
冷えた胃にじわ~っと染み込んで美味しかったです。
ワインは勿論チンチョン産のものにしました。
南部のワイン特有の強さと濃さ、北部のワインの華やかな香り、を
両方持ち合わせた、とても美味しいワインでした。
今までノーマークでしたが、今後、注目したい産地です。
(私) (イチくん)
・きのこ入りコンソメスープ ・お豆の煮込み
・干しだら ・乳のみ子豚
・白黒チョコレートのムース ・苦いオレンジとチョコレートケーキ
最後にコーヒーで胃を引き締めて。
美味しゅうございました。
食堂の壁の一面には、このような飾棚が同じパターンで幾つも作られており
どの飾棚にも、マヨルカガラスが飾られていました。
マヨルカガラスはずーっと前から憧れていて、いつか欲しいと思っているのです。
しかも私が最も注目している工房のものと思われます。
色合い、質感、デザイン、すべてが素敵。
はしたないとは思いつつも、食事中はずーっと斜め後ろを見ていました。
あまりにきれいで。。。
滑らかな質感とか柔らかく光を反射するところ、とかなんともいえないです^^
きっと変な客だと思われていたことでしょう…]]>
緑のスペイン⑥ ランチは漁港で
http://zzspainzz.exblog.jp/8776694/
2008-10-18T00:41:00+09:00
2008-10-26T18:06:16+09:00
2008-10-18T00:41:47+09:00
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北スペイン
ピコス・デ・エウロパの山から下りて、サン・ヴィセンテ・デ・ラ・バルケラという
海沿いの町行きました。
二つの川の河口に位置し、洲及び干潟状の地形の上に町があります。
海岸線はリアスで、海と川の双方の浸食により複雑な地形が形成されています。
複雑な地形がもたらす多様な自然の恩恵により、古くは青銅器時代から
集落として栄えていたところでした。
晴れていれば、町の向こうに雄大なピコス・デ・エウロパの山並みを
望むことができるそうです。
これは魚介類運搬用のトラックの荷台。雪山がきれいですね。
町の目抜き通りは、両側ともシーフードレストランがひしめきあっており
お昼の1時も過ぎると、腹ぺこの観光客が各店のメニューを比較しながら
物色を始めます。
(1時って、とっても早いです!
スペインではお休みの日でしたら、昼食が3時頃ですから!)
どのレストランも、魚貝類の盛り合わせを看板メニューとしており、
例えば
・伊勢海老 一匹
・カニ 一匹
・牡蠣 4つ
・車エビ 6本
・シャコ 4本
・・・
ワイン、パンがついて二人分で50€、といったかんじでメニューの詳細を
店先に掲げていますので、自分たちの予算と好みに合ったレストランを
選ぶことができます。
駐車場の込み具合から行って、レストランの座席数>観光客の数、と踏み
2時前にはレストランを選び、お店に入りました。(大正解でした♪)
私たちは、目的の“Langosta”と“Buey de mar”のあるところを選びました。
まずアミューズのエビのプイディング。美味しい☆
さて
メインです。山盛りっ!!!
興奮する私。別にわざわざ載せる写真でもないね。。。
デカめな私と比べても充分デカイです。
中身は、、、
・ 1 Langosta
・ 1 Buey de mar
・ 2 Necoras
・ 2 Ostras
・ 6 Navajas
・ 6 Gambas
・ 6 Langostinos
・ Cazuelita de Almejas
・ 2 Cilagas
ワイン、パン付で65ユーロ。
とにかく美味しかったです!
8月でしたのでシーフードの季節ではなかったのですが、それでも満足。
冬場はもっともっと美味しいのだそうです。
フユニマタイキタイナ...
さて次の町はまた「山」です~
もくじへ
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緑のスペイン⑤ ピコス・デ・エウロパの村々と名物料理
http://zzspainzz.exblog.jp/8734367/
2008-10-09T22:40:00+09:00
2008-10-26T18:04:17+09:00
2008-10-09T22:41:15+09:00
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北スペイン
トレッキングなどレジャーの拠点であるFuente Deから4kmのところにある
エスピナマという村に滞在しました。
この村にはホテルやオスタル、レストランが数軒あり、小さな商店もあるので
大変便利でした。
そこから更に10kmほど下ったところにあるMogrovejoという村へも行きました。
こちらは「古い趣のある村」として、観光案内所の「お勧め」として紹介されています。
他にはSanto Toribio修道院、Potesという大きな町が観光名所です。
さてさて、山の美味しいものを食べてきました♪
宿泊した山小屋ペンションは半世紀前からレストランも経営しており
登山家たちの間では、美味しいと有名なところだそうです。
ぜひ食べてみたかったこの地域の名物、El cocido lebaniego。
コシード・レバニエゴとは、ここ Liébanaリエバナ地方の煮込み、という意味で
ひよこ豆、ソーセージ・サラミなどの腸詰類、干肉、キャベツの煮込みを、
一皿目に、スープにパスタを加えて前菜として、
二皿目に、具材をきれいに盛り付けてメインとして食べる、というお料理です。
通常は一人でスープと具材を食べるものですが、他の名物料理も堪能するために
二人で一人分を分けて前菜として食べることに。。。(どこまで食いしん坊なんだか;)
イチくんはスープを、私はメインのほうを食べました。
メインのお料理。
私はマスのにんにくオイル焼き。村の裏手にあるDeva川で獲れた天然のマス。
イチくんはこのレストランが所有している農場のカンタブリア牛のステーキ。
安全、自然、新鮮をアピールしていました。柔らかくて美味しかったそうです。
ソースは、これもこの地方のTresvisoトレスビソというブルーチーズ。
カンタブリア牛もトレスビソもD.O.(原産地呼称)に指定されています。
レストランは古い家屋を改造して、暖炉があって、山の雰囲気が満載。
2時過ぎに行ったのですが、満席で、並んで待っている人がいるほど。。。
登山を終えた後、ワインを飲んでガシガシ食べるための場所、という趣。
ワイワイ楽しんでいる登山グループが何組もいました。
そういう周りの人たちのスパイスもあって、楽しく食事ができました。
もちろんお料理がとってもとっても美味しかったのですけどね。
美味しい食事のあとは、昼寝をして、村をブラブラして、のんびりしました。
夕食はもちろんナシ。次の日に備えて、我慢も必要なのです。。。
さて次の日は、山にしばしの別れを告げ、また海に行きます~]]>
緑のスペイン④ ピコス・デ・エウロパ トレッキング
http://zzspainzz.exblog.jp/8721509/
2008-10-07T05:50:00+09:00
2008-10-26T18:08:15+09:00
2008-10-07T05:51:04+09:00
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北スペイン
カンタブリア、アストゥリアス、カスティージャ・イ・レオンの
3つの州をまたがって、“ピコス・デ・エウロパ”という山脈があります。
“ヨーロッパの頂上”という意味です。英語ですと、Europian Peaks、です。
(ちなみにスペインには「ヨーロッパのバルコニー」もあります。)
こちらの山々の標高は、2,500~2,700メートル程度ですので
アルプス山脈には大きさの点では及びませんが、緑の多さとか岩肌の感じとか
スイスの山々に似ているとか。
そして山々から海へ近いこともあり「海のスイス」という別名もあります。
スペイン、そしてヨーロッパでは人気の観光地なのだそうです。
憧れのスイスに行ってみたかったのですが、物価が高いこと、そして
旅行における私たちの最大の目的「食べ物」があまり期待できない、とのことで
「海のスイス」とやらを登って、スイスに行った気分になろう!というわけなのです。
トレッキングのルートの拠点である、Fuente Deからロープエウィに乗り
標高1.078m から1.834mまで一気に登ります。所要時間はたった5分。
ロープウェイの駅である展望台からは、ピコス・デ・エウロパが一望、、、
素晴らしいパノラマを満喫できるはず、、、ですが、この日は生憎の曇り。
展望台は雲に覆われ視界は白一色。
山のお天気は変わりやすいですから、仕方がありませんね。
まぁ、幸運にも雨天ではないので、山歩きしました。
青空が見えたり、3メートル先も見えないくらいの霧につつまれたり…
山の大パノラマは楽しめませんでしたが、爽やかな空気を吸いながらの
トレッキングは気持ちが良かったです♪
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わが町の守護聖人さまに会いに行く。
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2008-10-07T01:01:00+09:00
2008-10-10T00:01:31+09:00
2008-10-07T01:02:32+09:00
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ご近所ドライブ
わが町を見下ろす山の中腹に、町の守護聖人をまつる教会があります。
守護聖人、といっても結局マリアさんなのですが、
由緒正しき神聖なるマリア像様が祀られている場所が
町の大聖堂ではなく、人里離れた山の中の教会なのです。
ここにあるマリア像様は、年に一度、イースター期間に町へ下りてきます。
(秋祭り期間にも、雨乞いのためにおりてくるとかこないとか???)
その山下り&山登りの儀式もたいへん大がかりで、山の上の教会から
町の大聖堂までの十数キロの沿道を、大勢の人が見守りながら
一日がかりで何時間もかけてゆっくりゆっくりと、行われるのであります。
(一度見に行ってみたかったのですが、見に行く人々は正装をしているので
クリスチャンでもなければ当然パトロンでもない私たちが
見に行くのは申し訳ない気がして、行ったことはありません。)
ちょっとドライブをするには丁度良いところで(家から15分ほど)
この教会にあるカフェからの景色がとてもきれいなので
今までに何度も来たことはあったのですが、
今回は、お弁当を持って教会の裏山へも行ってみました。
麓の村からひたすら登って教会へ。
今回は教会を通り過ぎ、山を目指す。
山から町が一望できます。とても良い見晴らし。
写真の中部右側は町の中心部です。
「無名の町だが、けっこう都会なんだぞ!汗」
適当なところを見つけ、ランチにする。
今日はおにぎり一個ずつ、
ハモン、ツナ、アンチョビ、レタス、玉ねぎ、トマト、を持参して
出掛けにパンを買って、サンドイッチ。
山の空気は気持ちが良い♪いつもの食べ物も3割増で美味しく感じる♪
「僕にはバゲットのはじっこだけ?」
初めて来る場所では、ひたすらにおいをかぐ。
「僕はキツネじゃないよ!」
熊太郎はやっぱり山が似合うねぇ。
帰りに教会へ立ち寄る。
「教会にまーきんぐしちゃダメなのか?」]]>
緑のスペイン③ コミージャス
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2008-10-03T19:49:00+09:00
2008-10-22T00:49:48+09:00
2008-10-03T19:50:29+09:00
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北スペイン
またきれいなビーチもあり、夏場には多くの観光客が集まる
リゾート地としても有名です。
サンティジャーナ・デル・マルからは車で20分ほど。
サンティジャーナ~のほうが日本でもスペインでも有名ですが
コミージャスのほうが大きな町で、なかなか素敵なところでしたよ。
私たちはこっちのほうが好きかも!海が見えるし、漁港もあるし♪
コミージャス侯爵邸。ネオゴシック様式の大きなお屋敷。
その隣は専属の教会。内部にガウディがデザインした祭壇があります。
侯爵邸がある丘の上の反対側に法王庁大学が見えます。
コミージャス侯爵邸の庭園にガウディが設計した“エル・カプリチョ”があります。
オーナーは日本人。こちらの中にあるレストランのシェフも日本人女性。
こちらでランチをとりました。ガウディの作品の中で食事ができるのです♪
(バルセロナ、バルセロナ郊外にも
ガウディの建築物の中にあるレストランがあります。)
柔らかい色調のダイニング。
ランチコースにしました。
飲み物付き(ワインフルボトル!)で20ユーロちょっと。
前菜は5種類くらいから選べます。
私はあさりとお豆の煮込み、イチくんは鰹のマリネ。どちらもカンタブリア料理。
メインはお魚を選びました。見た目は地味ですが、新鮮で美味しかった!
同じ鯛や鱸でも、大西洋の荒波にもまれたものの方が美味しいですね。
(お肉のお料理のほうが、地方色の強い凝ったものが多かったです。)
食後にオーナーの方に館内を案内して頂きました。
お風呂、天井裏、サロンなどを案内をして下さいました。
この作品に関する貴重なお話や、修復の大変さなどをお伺いしました。
偉大な作品を所有することは責任の重いことかと思いますが
オーナーさんはとても前向きで楽しんでいらっしゃるご様子でした。
というか、私、スペインで日本人とお話しするの何回目???
私はここに日本人のお友達もいないし、日本語でお話すること自体に
なんだかとってもとっても嬉しく感じてしまいました。
腹ごなしに町をお散歩しました。
インフォメーションでもらえる地図に、見どころを隈なく回れる
ウォーキングルートがあり、それに沿って歩きました。
この日のお天気は曇りで少し寒かったけど、古い建築物、20世紀初頭の
モデルニスモ、そして豪華な個人のお屋敷など見どころ満載で楽しかった☆
町のはずれにある、「モーロ人の門」別名「鳥の門」
どうみてもガウディの作品ですね。
下左の大きな入口は車のため、下右の普通ドアサイズの入口は人間のため。
緑色が重なって見えにくいのですが、右上の丸い穴は鳥のための入口だそう。
その発想をデザインにしてしまうなんて、すごい!おもしろい!
1890年に建てられた美しい灯台の丘は公園になっていて
のんびりと海や町を眺めることができます。
華麗な装飾がされたお墓。ガブリエルの彫刻も美しい。
サンティジャーナ~の影に隠れて、いまいちメジャー感はありませんが
とても良いところでした。
さて、ここで一旦海に別れを告げ、山に入ります~]]>
緑のスペイン② サンティジャーナ・デル・マル
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2008-10-03T19:20:00+09:00
2008-10-22T00:29:38+09:00
2008-10-03T19:20:52+09:00
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北スペイン
13世紀に王家の直轄領となり、貴族のお屋敷が作られたため
きれいな街並みが形成されました。
サンタンデールから車で40分くらいのところにあります。
ドライブ中はずっとこんな景色。緑がきれい☆ヨーロッパらしい景色。
ガイドブックとかによくある写真ですね。
観光シーズン中、祝祭日にはとても混むそうですので
朝早くに行くとのんびり散策できます。できれば一泊したかったな。
参事会教会。13世紀のロマネスク様式。
参事会教会の前にあったお菓子屋さん。
しぼりたて牛乳とカンタブリア名物のお菓子をスタンド式で売っていました。
チーズケーキかソバオというバターケーキ(超美味!)がありました。
お土産も売っています。美味しかった~~~
こんな路地にグッときます☆
パラドールは2軒あります。こちらは四つ星のほう。
市庁舎のあるマヨール広場に面して立っています。
泊まりたかったけど、この日は夏休みの上週末だったので、当然満室。
教会の裏手はすぐ、牧場になっており、牛が草を食んでいました。
村を出る頃には、もうこんな人出。早めに着いて良かったです。
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ナイスロケーションなクレープ
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2008-09-30T01:41:00+09:00
2008-09-30T04:24:31+09:00
2008-09-30T01:41:52+09:00
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外でごはん
わが町の大聖堂の真ん前、この町で最も良いと思われる場所に
ブルターニュ風のクレープリーができました!
スペインで食べる外国のお料理は、素人目に見ても
「これって違うよね~?ニセモノ?」と言いたくなるものが多いように思いますが
(もちろん、マドリッド・バルセロナなど大都市や高級レストランは除く)
このクレープ、なかなか本物に近くてとても美味しかったです♪
反対に、なんでここでお店やってるの?って聞きたかったくらいですよ。
場所はまさしく大聖堂のすぐ前。テラス席+キャンドルにしびれます。
もっともクラシックなガレット・ブルトンヌ(ブルターニュ風クレープ)といえば、これ!
ハム+卵+チーズ。
生地のそば粉の風味がちょっと弱かったけど、
サクサク&しっとりした食感がすごく良い!
デザートにはアーモンドのヌガーのクレープ。美味しかったけど、シロップとクランチが甘すぎてギブアップ。
他にも美味しそうなメニューがあったので、また行くと思います☆
次は本場っぽく、シードルと合わせてたべようかな。
テラス席の良いところは、僕と一緒に行けるからなのだ!]]>
緑のスペイン① サンタンデール
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2008-09-30T00:15:00+09:00
2008-10-21T18:51:31+09:00
2008-09-30T00:16:06+09:00
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北スペイン
カンタブリア海に面し、ローマ時代から美しい良港として栄えていたところ。
大航海時代以降はアメリカ大陸からの通商が行われており
カスティージャ王国にとって重要な港でした。
19世紀末に王に即位したアルフォンソ13世は、夏の滞在地としてここを好み、
1908年、市がマグダレナ宮殿を建設し、アルフォンソ13世に贈呈して以来
サンタンデールは海水浴リゾートとして有名になり発展しました。マグダレナ宮殿。
今は市に返還され、メンデス・ペラヨ国際大学の夏期講座が行われます。
ですので、夏期は内部見学ができません。
宮殿のあるマグダレナ半島はきれいに整備された公園になっていて、
お昼時には、パエージャ鍋とかクーラーボックスを抱えた親子連れで
賑わっていました。
さすが王家の息のかかった土地だけに、インフラにお金がかかっています~
港もビーチもきれいに整備されていてそこはかとない高級感があります。
ビーチは空いていたけど、南国っ子の私たちにはちょっと寒いので
海水浴はしませんでした。
ヴィクトリア朝風の街並みもきれいです。
(現在の建物は1941年の大火以後に復元されたものです)
なによりも、緑が多くていいなぁ。。。
いつもお世話になっています!
サンタンデール・セントラル・イスパーノ銀行の本店。
遊覧フェリーにのりました。約一時間、近場を一周するコースを選びました。
海から町を眺めるのって好きです。
もくじへ
丘の上にひときわ目立つ、Hotel Real。
名前の示すとおり、元は王族のためのお城だったところ。
超高級5つ星ホテルですが夏季以外はお手ごろ価格のようです。
海からのマグダレナ宮殿。美しいですね。
根性試しをしている男の子たち。手を振ったら振り返してくれました!
宮殿の反対側から。
北の水平線。この向こうはイギリス。
カンタブリアはビーチと山が近く、海・山のどちらも一度に楽しめるところ。
柔らかい日差し、心地よい風、初々しい緑色。。。
外国人が描くスペインのイメージとはかけ離れた風景。
ここは所謂「ヨーロッパっぽさ」にあふれたところです。
外国に来ている気分になってしまって
スペイン語を使うべきか英語を使うべきか
分からなくなってしまうことが何度もありました。
もくじへ]]>
落人の里には命の水④ カピレイラ
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2008-09-27T06:06:00+09:00
2008-09-30T06:14:41+09:00
2008-09-30T06:07:09+09:00
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旅行(スペイン)
アルプハーラスで有名な村CapileiraカピレイラとBubionブビオンが
見えてきました。
どちらの村も観光客がすごく多くて、やんちゃ犬を連れてウロウロできませんでした。
二つの村のあいだにある草原を見つけ、のんびりすることに。
後ろに見える村はカピレイラです。
山で思いっきり遊ばせたのは良かったのですが、
拾ってきちゃいました。山のダニ!
先にイチくんが被害にあい、私もその次の週に両足に30か所も刺されました。
当の拾い主熊太郎だけ、被害なし。良かった~
アルプハーラスはとても涼しくて良いところでした。
アンダルシア旅行に涼を入れたいときにはこちらへどうぞ☆
終わり。]]>
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